Webサイトへのアクセスは増えているのに、なかなかコンバージョンにつながらない…

原因の一つとして、LP(ランディングページ)の設計が不十分な可能性があります。

特に、ユーザーに有益な情報を提供しながら自然な流れでコンバージョンを促す「記事LP」は、CVR向上に非常に効果的です。

この記事では、記事LPでCVRを最大化する方法を解説します。

この記事を読めば、明日からすぐに実践できるノウハウが満載です。

記事LPとは?従来のLPとの違い

記事LPは、文字のごとく『記事のようなLP』です。

従来のLPと比較するとテキストが多いことから、記事に似た見た目や特徴があります。

■従来のLP

検索広告といった能動的なアクションをするユーザーはCV(成約)の確度が高いです。

よって、このような検索連動型広告のLPは、広告色の強い受け皿が用意されます。

広告色が強い定義は、訴求内容が明確で大きく表示されていたり、CTA(アクションボタン)が多く配置されていたりと、あくまで『刈り取り』を意識した構成になることです。

■記事LP

記事LPは、どちらかというと潜在層に興味を抱いてもらうための受け皿になります。

そのため、従来のLPで一般的に利用される検索連動型を流入元に設定せず、『ネイティブ広告』を流入元として設定されます。

メディアの情報内に溶け込み、何となく興味を持ってクリックしてしまう戦略です。また、その受け皿となる記事LPは広告色が弱い受け皿のため、広告と認識せずに情報を受け取るユーザーもいる可能性があります。

現代、ユーザーから広告の毛嫌いが起こっています。こういった自然(ネイティブ)な形で情報を届けられることも非常に特徴です。

つまりは?

簡単に言うと、記事LPは『記事風のランディングページ』。通常のランディングページは『広告風のランディングページ』です。

通常のランディングページは、商品やサービスのメリットをダイレクトに訴求し、すぐにコンバージョン(購入や問い合わせなど)を促すことを目的としています。

一方、記事LPはブログ形式で情報を提供しつつ自然にコンバージョンへ導きます。 ユーザーに有益な情報を提供することで信頼関係を構築し、購買意欲を高める点が大きな違いです。

項目記事LP通常のランディングページ
デザインブログ記事風、文章中心ビジュアル重視、画像や動画を多用
情報提供ユーザーに役立つ情報を詳細に提供商品・サービスのメリットを簡潔に訴求
広告感低め、自然な流れで読ませる高め、ダイレクトにコンバージョンを促す
目的信頼関係構築、潜在顧客へのアプローチ即コンバージョン獲得

つまり、記事LPはユーザーとのエンゲージメントを高め、長期的な関係構築を目指すのに適しており、通常のランディングページは、短期的なコンバージョン獲得に焦点を当てていると言えるでしょう。

記事LPのメリットと具体的な効果とは?

記事LP メリット

記事LPは、CVR(成約率)向上に非常に効果的です。

記事LPのメリット①:ユーザーへの価値提供

質の高いコンテンツは、ユーザーの課題解決を支援し信頼関係を構築します。

これにより、自然な流れでコンバージョンへと導くことができます。単なる広告ではなく、役立つ情報を提供することで、ユーザーのエンゲージメントを高め、サイト滞在時間を伸ばす効果も期待できます。

記事LPのメリット②:SEO効果の向上

記事LPは、SEO対策に最適です。

キーワードを自然に含んだコンテンツは検索エンジンのランキング向上に繋がります。そのため、オーガニック流入を増やすことができます。

記事LPのメリット③:低価格での広告運用

記事LPは、広告費を抑えながら効果的な集客を実現します。質の高いコンテンツがユーザーを引きつけ、自然なコンバージョンを促すため、高額な広告費をかける必要がありません。

記事LPのメリット④:離脱率の低下

魅力的なコンテンツを提供することで、興味関心を維持し、離脱率を低下させます。必要情報を得ることで満足感が生まれ、コンバージョンの可能性が高まります。

記事LPのメリット⑤:信頼感の向上

専門性の高い情報を提供することで、企業やサービスに対する信頼感を高められます。企業の姿勢やサービス内容の理解がコンバージョンに至ります。

これらのメリットから、記事LPは単なる広告ページではなく、ユーザーとのエンゲージメントを高めて広告効果を高めるツールと言えるでしょう。 CVR向上を目指すなら、記事LPは有効な手段の一つです。

記事LPに求められる戦略設計

記事LP 戦略設計

商品・サービスや目的にあわせて構成を作りますが、『認知』『興味・関心』『比較検討』『アクション行動への誘導』という流れが基本的な構成となります。 

1. 認知創出

ネイティブ広告から流入したユーザーは比較的潜在層(情報収集ユーザー)です。

そのため、前面に広告色を出すとユーザーの警戒心が高まります。最初に提供する話題は、ユーザーが抱えている悩みを元に、親近感を持たせましょう。

魅力的なヘッドラインでクリックされた後も、読者の興味を維持して最後まで読み進めてもらうためには、共感を呼ぶ導入文が重要です。

下記のように、読者の悩みを理解し解決策を提供する姿勢を示すような入りが必要です。

効果的な導入文のポイント具体的な例
読者の状況を具体的に描写する「毎日アクセス解析とにらめっこ…でもCVRは一向に上がらない…」
読者の悩みや不安に共感する「記事LPの作成に苦労していませんか?実は私もそうでした…」
記事で解決できることを明確に示す「この記事では、記事LPでCVRを最大化するための具体的な方法を解説します。」

2. 興味・関心の醸成

ボディコピーという、LPの中盤あたりから商品やサービスの存在を明らかにします。提供した話題に対して、その悩みを解決する具体的な商品やサービスを紹介します。

記事LPの本文(ボディコピー)は、読者の課題を解決する具体的な情報提供の場です。専門用語を避け、図表や事例などを活用して理解を深めましょう。

効果的なボディコピーのポイント具体的な方法
箇条書きや表を活用する重要な情報を視覚的に分かりやすく提示する
具体的な事例やデータを示す説得力と信頼性を高める
読者のメリットを明確に示すコンバージョンへのモチベーションを高める

読者の視点に立った情報提供が信頼関係を構築し、コンバージョン率向上に繋がります。 

3. 比較検討

自社が打ち出す商品には、高確率で競合他社の商品やサービスがあると思います。

そのため、その情報も複数取り上げ、そのなかで自社商材の優位性を訴求します。

その優位性を訴求するためにも、まずはペルソナを設定する必要があります。

この設定が、ユーザー背景を明確にし「誰に何を伝えるか」を確立させます。

ユーザーが別のページに遷移して情報を調べることがないように意識しましょう。

4. アクションへの誘導

ここまでの流れでユーザーが検討段階に至れば、アクションへ誘導します。

何をアクションの定義に置くかですが、CTA(アクション)ボタンは、読者に具体的な行動を促す重要な要素です。配置、コピーを最適化することで、クリック率を大幅に向上させることができます。

ポイント具体的な方法効果
適切な場所に配置する記事の要所、特に重要な情報の後に配置する読者の行動を促す
視覚的に目立たせる色やサイズ、形状を工夫するクリック率を向上させる
具体的な行動を促すコピーを使用する例:「今すぐ無料相談を申し込む」「資料をダウンロードする」コンバージョン率を高める

CTAボタンは、記事LP全体の設計において最も重要な要素の一つです。効果的なCTAを設置することで、コンバージョン率を向上させることができます。

記事LPの構成要素

記事LPでCVRを最大化するには、構成要素を綿密に設計することが不可欠です。読者の心を掴み、最後まで読み進め、最終的にコンバージョンへと導くために必要な要素を解説します。

魅力的なヘッドラインで読者の心を掴む方法

記事LPの成功は、まず第一印象であるヘッドラインにかかっています。読者の興味を引きつけ、読み進めてもらうための、効果的なヘッドライン作成のコツを3点ご紹介します。

ポイント具体的な方法効果
具体的な数字やデータを使用する例:「CVRを30%向上させた記事LPの作り方」読者の関心を高め、信頼性を向上させる
読者の課題や悩みを明確に示す例:「Webサイトのアクセスは多いのに、問い合わせが少ない…その原因と解決策」共感を得やすく、問題解決への期待感を高める
好奇心を刺激する言葉を使う例:「誰も教えてくれない記事LP作成の裏技」クリック意欲を高め、記事へのアクセスを促進する

これらのポイントを踏まえ、ターゲットに響くヘッドラインを作成しましょう。A/Bテストで効果検証を行うこともおすすめです。

A/Bテストでは、ヘッドラインの他、CTAボタンなど、様々な要素のテストができます。

要素AパターンBパターン結果
ヘッドライン「〇〇機能搭載!最新SaaS」「業務効率化を実現!〇〇SaaS導入事例」Bパターンの方がCVRが15%向上
CTAボタン「資料請求」「無料トライアル開始」Bパターンの方がCVRが10%向上

上記のように、最初に作成した記事LPが『正』ではないと意識してください。複数パターンを試すことで効果の高い記事LPで広告を回すことをおススメします。

記事LPの効果測定はどうすればいい?

記事LP 効果計測

記事LPの効果測定は、通常のランディングページと同様に、コンバージョン率(CVR)を指標とするのが基本です。しかし、CVR以外にも、以下の指標を参考に効果を多角的に評価することが重要です。

指標測定方法意味
ページ滞在時間Google Analyticsなどユーザーのエンゲージメントの高さを示す
直帰率Google Analyticsなどページへの関心の高さを示す、低いほど良い
スクロール深度Google Analytics、ヒートマップツールなど記事のどの部分まで読まれているかを示す
リード獲得数フォーム送信数など潜在顧客獲得の成果を測る
コンバージョン率(CVR)目標とする行動の達成率最終的な目標達成度合いを示す

これらの指標を分析することで、記事LPの改善点を見つけ出せます。A/Bテストを活用し、それぞれを検証して最適化をしましょう。

記事LP作成を外注する場合の費用相場は?

記事LP作成を外注する場合の費用は、色々な要素から変動します。

明確な相場はありませんが、記事LPはデザインや文字数もシンプルです。

一般的なLP作成費用を参考に、以下の費用感になることが多いでしょう。

  • シンプルな記事LP:5万円~10万円 (デザインテンプレート利用、文字数5000文字程度)
  • 中規模の記事LP:10万円~20万円 (オリジナルデザイン、文字数10000文字程度、機能追加など)
  • 複雑な記事LP:20万円~ (高度なデザイン、高度な機能、多様なコンテンツ)

ただし、これはあくまで目安です。 依頼する際には、業者とコミュニケーションをとり予算と品質を最適化できます。

まとめ

この記事では、記事LPの特徴を解説しました。

記事LPが効果的にコンバージョンを促進できる理由をご理解いただけたかと思います。

現在では、従来のLPや記事LPの他、『スワイプ型LP』が出始めています。

こちらの記事でも紹介していますので、ぜひご一読ください。

この記事で学んだ知識を活かし、あなた自身のビジネスに最適なLPを作成し、CVRの向上、そしてビジネスの成功を目指しましょう!